友達のミシェルの家の外構もできてきました。引っ越してからも少しづつ家が良くなってきています。
タイル工事が昨日から始まり、今日は下地作り。セメントと砂を混ぜ水を少し加えたバサモルタルで下地を作るのは同じなのですが、独特のスコップで手練でやってます。しかもものすごく速い。他の仕事を見てもラフときっちりのサジ加減が絶妙です。
別れる日に職人御用達の塗料屋さんへ。ホームセンターにはないものもたくさんあるそう。
仕上げはこれが良いらしい。
日本からブロカンターが来てるんだよと紹介してくれ奥に案内されました。資材置き場の上には、たくさんのイスやテーブルが積んであり、良かったら買わないかと勧められテーブルを購入。
塗料屋さんに来る前にも、写真のモルタルを練っているタイル屋さんの家に行ってドアを買いました。(笑)
やっぱりこういうことが文化として根付いているんです。
19世紀のドアなのでさすがにかなり虫食いや割れもあり、迷ったのですがチェスナッツ材でしっかりしてたので購入。
ミシェルと最後の晩に原発や環境問題の話をしました。フランスでは福島の海の事が日本とは違う報道がされているそうです。放射能の数値に関しても基準が変更されている根拠がないことや原発大国フランスでも一部の原発でいろいろと問題が起きているが、日本と同じように一部のマスメディアしか本当のことを報道しないと。フランスでも潜在的な原発反対派たくさんいるそうですが、変えられないのは利権構造があるからと、全く日本と同じでした。できることは少しづつでもいろいろな人とこの話をし、問題意識を持つ人を増やすことだよねと言う意見で一致しました。